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2014.05.04 Sunday

曖昧な境界線。

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    今年も庭に、ポピーがやってきた。



    いや、正確に言うと去年の段階で土に潜り込み、春になるのをまだかまだかと待っていたのかもしれない。

    ポピーは妻が大好きな花で、庭に咲いているのを見つけた時は凄く喜んでいた。
    年々少しづつ増えているようで、今年は極小のポピーもちらほらと。


    この家に引っ越してきた当初、庭は全く手入れされておらず(手入れをしていない、という点では今も同じだが)剥き出しの土は硬く締まっていて植物があまり生えていなかった。しばらくして庭に畑を作ろうと思い、土を耕した事で自然と植物が増えてきた。


    そうしてポピーはどこからともなくやってきて、勝手に咲いて、勝手に種を飛ばし、勝手に来年も咲くだろう。
    そういった、勝手にやってきて勝手に去って行く、みたいな感じが好きだと思った。


    建物の設計を始めるに当たり最初に決まっている条件として、境界線という物がある。隣の敷地との境界線がここまでで、道路がここで、ここはこういう地域だから建物の高さはここまでで、と周りの環境に大きく左右された状態で設計が始まる。
    というよりも、周りの環境がその建物の設計の方向を決めると言っても過言ではないように思う。

    そんな中で日々アレやコレやと考えているせいか、境界線を軽々と超えてしまう物に憧れを抱いているのかもしれない。

    そういう意味で猫も好きなのだろうか。ふら〜っと勝手に来て、勝手に去って行く。まぁ、ウチの脇にウン○していく猫はけしからんが。

    猫にも花にも、『境界線』なんて概念はない。地球に国境もないように。あるように思ってしまうのは、人間の思い込みのような物だ。土地の所有権というのも、同じように思う。


    と思いつつも、人間が勝手に決めた『境界線』という概念の中で必死こいて空間を捻り出すという仕事を好きになってしまった私は、今日もボチボチ頑張りたいと思います。

    そうそう、『ゴールデンウィーク』とやらも、あるようでない物、の部類ですね。
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